紹介につながる！不動産取引における成約後のアフターフォロー

お客様の紹介をもらうメリットは大きい

１.成約率が高い

紹介されたお客様は、すでに信頼のある人からの紹介であるため、初めから信頼関係があり、他社に流れてしまう可能性が低く、成約につながりやすい傾向にあります。

２.集客の時間と労力を削減できる

紹介をもらうことは、集客のための時間と労力を削減することにもつながります。広告を出すなどの集客活動はコストがかかる上に、時間と労力も必要です。しかし、紹介を通じてお客様が増えることで、これらの負担を減らすことができます。

取り入れたいアフターフォロー

１.物件の引き渡し日に花を贈る

物件の引き渡し日には、新たな生活のスタートを祝うために花を贈ることもあります。大切なお客様が新しい生活をスタートさせる特別な日に、花束や鉢植えの花を贈ることで、お客様に対する感謝と祝福の意を示しましょう。お客様の好みに合いそうな花や、新しい住まいに合いそうな花を贈ることで喜ばれ、好印象を持ってもらうことができます。

２.季節の挨拶

不動産業界では、成約後もお客様との関係を維持し続けるために、季節ごとの挨拶状を送ることは一般的な習慣となっています。年賀状や暑中見舞いなどを送ることで、お客様はあなたや会社のことを思い出し、お客様に対する気配りを示すことができます。

３.お困りごとの確認

定期的にお客様に連絡をして、現状確認を行うことも重要なアフターフォローの１つです。お客様を気にかけているということを示し、良好な関係を維持するために有効です。また、その際に必要なメンテナンス作業を提案することで、お客様の生活の質を高めるサポートを行えます。特にお困りごとがない場合でも、世間話や物件周辺の新店舗情報やイベント情報、治安情報などを定期的に提供することも喜ばれます。これは、お客様がそのエリアで快適に生活するための情報提供として非常に有益です。

４.税金についてのアドバイス

不動産購入後の税金についての相談窓口になることも、アフターフォローとして効果的です。多くの人が、不動産を取引する機会は少なく、税金の知識があまりないため不安を感じています。特に、自宅を売却して得た譲渡益や譲渡損に関する税金の計算は難しく、多くのお客様が困る場面です。税金についての知識は専門的なものですので、サポートを行うことで、お客様の信頼を更に深めることができます。ただし、ここで注意すべきは、このような情報提供が税理士法に抵触しないように配慮しつつ行うことです。詳細な税務処理や計算は税理士と連携する等して、自社では一般的な情報提供に留めるよう注意しましょう。

５.住宅ローンの見直しサポート

さらに、住宅ローンの見直しに関するサポートも、アフターフォローの一環として、非常に喜ばれます。金利環境の変化やお客様のライフスタイルの変化など、さまざまな要素が住宅ローンの最適な選択を左右します。そのため、お客様にとってより良い選択は何かを親身になって考え、適切なアドバイスをするように心がけましょう。情報提供やサポートを行うことで、お客様の経済的な負担を軽減する手助けをすることができます。

まとめ

ここでは、アフターフォローの一例を紹介しましたが、他にもお客様に喜んでもらえそうなことがあれば是非積極的に取り入れてみましょう。お客様が自社のサービスに満足してくれることが、結果としてお客様の紹介を得ることへと繋がります。「この不動産会社なら紹介しても大丈夫」と思ってもらえるように、目の前のお客様に誠実に向き合い、信用してもらうことが近道です。

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