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不動産業界は営業数字に対するコミットメントを求められることが多く、「体育会系」「男性社会」というイメージを持っている方も多い世界ですが、近年では不動産業界でもさまざまな現場で活躍する女性が増えてきています。
現に、センチュリー21加盟店には女性社員のほうが多い会社もあります。
不動産業界で活躍するのに性別は特に関係なく、女性社員のほうが有利な場合もあります。
今回は不動産業における女性社員活用のメリットや注意点、女性が働きやすい会社をつくるためのポイントについて紹介します。
不動産業界で活躍できる女性とは?
まずは不動産業界に向いている女性とはどんな方なのかについて2つご紹介いたします。
目標をしっかりと持っている
やはり何事においても明確な目標を持っている方が向いています。なぜなら、明確な目標があることによって、どんな仕事でも自ら進んで努力できるからです。
コミュニケーション能力が高い
コミュニケーション能力が高い方は特に不動産業界に向いているといえます。 男性に比べると女性の方がお客様に警戒心を持たれにくいため、お客様の課題や悩みなどを引き出しやすくなります。お客様の課題や悩みに対して寄り添った提案をおこなうことができれば、より信頼を勝ち取ることができ、結果的に自身の営業成績へと結びついていきます。
不動産業で女性社員を採用することのメリットと注意点
不動産会社で女性社員が働くことにより、どのようなメリットがあるのでしょうか。また、女性だからこその注意点は何でしょうか。女性社員起用のメリットと注意点をみていきましょう。
顧客に安心感を与えられる
不動産業は、安心して取引できるよう顧客との信頼関係を築くことが、成功のカギを握ります。その点で女性は警戒心を持たれにくい傾向があるため、顧客が相談しやすく、男性よりも早く信頼を勝ち取りやすいという点が、メリットのひとつです。
女性スタッフがいる不動産会社であれば、女性や高齢者の顧客でも安心して来店できるでしょうし、新規顧客の獲得も見込めるでしょう。また、信頼を得るまでの時間が短いほど商談回数を少なくできるため、効率的な営業も期待できます。
顧客の気持ちを汲み取った提案ができる
商談の場で的確な提案をするには、顧客の要望を正確に汲み取ることも大切です。一般的に、観察眼に優れ相手の気持ちを理解するのが得意なのは女性のほうだといわれますから、不動産業務で女性が適している場面は多々あります。 特に、「女性目線で提案できる」という点は大きな強みです。家事動線をはじめ細かい配慮や提案ができるのは、男性にはない魅力でしょう。
産休・育休で仕事から長期間離れることがある
女性の場合、産休や育休で仕事を長期間離れることが想定されます。長期間の不在により、信頼関係を築いていた顧客が離れてしまう可能性があるでしょう。
女性が働きやすい職場環境にするためのポイント
経営者の中には「女性のスタッフを雇いたい」と考えている方もいらっしゃるでしょう。従業員に長く安心して働いてもらうには、女性が働きやすい職場環境をつくることも大切です。
ここで、女性が働きやすい不動産会社にするためのポイントを、いくつか紹介します。
産休・育休などの制度設計
社員が休みを取りやすい制度をつくることがポイントのひとつです。
最近では、産休や育休に関する理解が広まり、多くの不動産会社で産休や育休の制度を設けていますが、不動産業界ではまだまだ休みがとりづらいといった雰囲気もあるようです。また、復帰後も産休前のように働きにくいといった風土も一部の会社でみられます。制度設計だけでなく、休みを取りやすく社会復帰しやすい会社の文化をつくることも大切です。
情報共有が密な組織づくり
「休みを取っても、仕事のことが気になる…」と感じている女性社員も少なくありません。こうした社員がいる組織では、「その人がいないと仕事が回らない」といった属人化が課題になっているケースも散見されます。
いつ休んでも業務が滞らないようにするには、みんなで業務内容を共有できるしくみをつくることもポイントです。業務スケジュールの共有はもちろん、契約書などの書類をクラウド上に保存して社員ならだれでも閲覧できる状況にしておくとか、業務進捗を写真付きの日報でわかりやすく報告させるなど、密に情報共有ができる組織づくりやしくみづくりも働きやすい環境形成につながります。
チームプレイの強化
情報共有をスムーズにおこなうには、普段から社員同士がチームとしての連帯感を高めることも大切です。たとえば、部門ごとの目標値を定める際にも、社員みんなで具体的な行動や営業内容を考えながら決めていくなど、目指すべき方向を全社員が確認できるような組織にするのも一手でしょう。
また、個人にノルマを課すのではなく、チーム全体にノルマを課すようにすることも、連帯感を高めるうえで有効です。歩合制を採用している不動産会社だと難しい一面もありますが、女性が多い組織の場合はチームプレイで戦うスタイルにすると、うまくいくケースもあります。
まとめ
女性社員によるきめ細やかな提案力を発揮することで、他店との差別化につながり新規顧客の獲得が期待できるでしょう。一方で、女性だからこその注意点もあり、産休や育休といった長期休暇に対する制度設計や、休みやすく復帰しやすい風土をつくるといったカルチャーをつくることも大切です。
男性社会の他社に負けないようガツガツ働いて稼ぐ社風をめざすのも一手ですが、長く安心して働ける職場環境をつくることで、採用の点でも差別化が図れるかもしれません。女性社員が活躍しやすい不動産会社のかたちを、ぜひ検討してみてください。
センチュリー21・ジャパンは、不動産フランチャイズの業界で最大級のネットワークと知名度を誇ります。
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