お役立ち情報
不動産会社において、ホームページは顧客に対する1つの顔ともなり、重要な役割を果たします。本記事では、不動産会社のホームページ作成から運用までのポイントについて詳しく解説します。
ホームページの目的とは
不動産会社のホームページを作成する目的は予め明確にしておきましょう。目的は大きく分けて以下の3つです。
①問合せを獲得する
不動産を取り扱う企業として、物件の紹介はホームページの中心となる部分です。取扱い物件の情報を詳細に記載し、画像や動画などで物件の魅力を伝えることが求められます。
②会社やサービスの信頼性を高める
会社の概要や、取り組み、企業理念などを掲載することで、顧客に対し信頼感をもってもらうことが目的です。また、不動産会社では各種相談や取引を行うため、スタッフ紹介なども積極的に行いましょう。
③情報発信
取り扱う物件の情報や、ブログなどを通じた業界の動向や会社の最新情報、不動産に関連する知識などを発信します。これにより、顧客へのアピールや、SEO対策としての効果もあります。
不動産会社のHPに必要な主要なコンテンツ
・トップページ
トップページは、ホームページの入り口であり、訪問者に会社のイメージを強く印象づけます。自社の特徴や強みを端的に伝えるキャッチフレーズや新着物件情報、おすすめコンテンツへのリンク等を配置して、訪問者の関心を引きます。また、各ページへの導線を明確に示し、訪問者が求める情報へ簡単にたどり着けるようにします。
・会社情報ページ
会社の基本情報(所在地、連絡先、設立年度など)を掲載します。また、経営理念やビジョン、取り組みなど、会社の特色を訪問者に理解してもらえるような情報を提供します。営業実績や保有資格、所属団体などを掲載して、会社の信頼性をアピールするのも効果的です。
・スタッフ紹介ページ
スタッフの顔と名前、役職、専門分野、経歴などを紹介します。これにより、訪問者にスタッフの人物像を理解してもらい、親近感や信頼感を生むことができます。さらに、スタッフ一人ひとりの専門知識やスキルをアピールすることが可能となります。
・お役立ち情報ページ
ここでは、不動産に関する有益な情報をコラム形式で提供します。地域の生活情報や不動産取引のQ&A、業界ニュースなど、多角的なコンテンツでユーザーのニーズに応えます。また、自社の専門知識や経験を活かしたオリジナルコンテンツを掲載することで、信頼性と認知度を高めます。このページを充実させることは、SEO対策にも効果的です。
・物件紹介ページ
扱う物件の詳細情報を掲載します。物件の特徴や設備、立地条件、価格など、購入検討者が知りたい情報を提供します。物件の写真や間取り図も掲載し、具体的なイメージを訪問者に持ってもらうようにします。ただし、新規物件の掲載や販売終了物件の削除など、定期的に更新を行う必要があり、メンテナンスには、それなりの労力を要します。
・問い合わせページ
問い合わせ用フォームを設置します。訪問者が気軽に問い合わせや相談ができるよう、入力項目は必要最小限にし、プライバシーポリシーも明示します。また、電話やメールでの問い合わせ方法も記載し、訪問者が容易に連絡を取れる環境を作ります。
以上が、不動産会社のホームページに必要な主要なコンテンツとなります。これらの項目を充実させることで、ユーザーに対する情報提供能力を高め、信頼性を向上させることができます。
作成時に注意すべきポイント
①見やすさ
文字や画像が整理された、見やすいデザインを心掛けましょう。また、全ページに共通のレイアウトやテンプレートを使うことで、一貫性を保つことができます。色彩やフォントの選択も見やすさに影響しますので、適切に選びましょう。
②操作性
メニューは明瞭に、そして各ページへの移動はスムーズに行えるように設計します。また、パソコンだけでなくスマートフォンでの閲覧も考慮に入れ、デザインを設計することも重要です。
③内容の質
ホームページの質は内容によって大きく左右されます。制作会社に依頼する場合も、丸投げすることは避けましょう。会社の強みを理解している人員がコンテンツの内容等は考える必要があります。
運用上のポイント
ホームページの運用にあたり、以下のポイントを抑えておきましょう。
①定期的な情報更新
顧客が最新の情報を得られるよう、定期的な更新が必要です。物件情報はもちろん、企業情報やブログなどもこまめに更新しましょう。
②アクセス解析
ユーザーの行動を把握するために、アクセス解析ツールを活用しましょう。Googleアナリティクスは無料で利用できますので、是非制作時に導入しておきましょう。これにより、どのページが人気なのか、どのページから離脱しているのかなどを把握し、サイトの改善に役立てます。
③顧客対応
ホームページを通じての問い合わせ対応も重要です。迅速で丁寧な対応を心掛けましょう。また、WEBを活用したコミュニケーションをより充実させたいという方は、専用フォームからの問い合わせだけでなく、ホームページとSNSを連携させることで、より幅広い情報提供が可能となります。
まとめ
ホームページは、不動産会社が顧客に対して情報を伝える重要なツールです。作成から運用まで、計画的に行いましょう。
センチュリー21・ジャパンは、不動産フランチャイズの業界で最大級のネットワークと知名度を誇ります。
また、加盟企業様に対してホームページ作成・運用のノウハウを提供しています。ホームページの運用を効率化できるITシステムや、SEO対策の知見もございます。
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