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不動産会社が取り組むべき付帯ビジネス

不動産業界においてますます競争が激化する中で、収入源を拡大し、顧客サービスの向上を図る一つの手段として、「付帯ビジネス」があります。

この記事では、付帯ビジネスの報酬の種類や、おすすめの付帯ビジネスを紹介します。

付帯ビジネスとは

まず始めに、付帯ビジネスとは、主たる事業に付随して行うビジネスのことを指します。不動産業界での例を挙げると、物件の売買や賃貸の仲介が主たる事業となりますが、それらに付随する形で行う「引越しの手配」や「住宅ローンの相談」などが付帯ビジネスとなります。お客様は様々な手続きをスムーズに行えますし、不動産会社は報酬という形で収益を得られ、両者にとってメリットがあります。

付帯ビジネスの報酬の種類: 「成約型」と「紹介型」

付帯ビジネスには主に2種類の報酬の形態があります。「成約型」と「紹介型」です。

成約型

これは、サービスが成約(契約)に至ったときにのみ報酬が発生する形です。つまり、成功報酬型とも言えます。成約に至らなければ報酬は発生しませんが、一般的に「紹介型」よりも高めの報酬設定がされている場合が多いです。

紹介型

紹介型は、お客様をサービス提供企業に紹介したときに報酬が発生する形です。紹介した結果、成約があったかどうかは関係ありません。一度紹介すれば、その時点で報酬が発生します。

紹介型の報酬の方がハードルが低いため、これから付帯サービスの導入を検討するという方は、まずは紹介型の付帯サービスに取り組んでみてはいかがでしょうか。

おすすめの付帯ビジネス

ここでは、不動産ビジネスと相性の良い、おすすめの付帯ビジネスをいくつか紹介します。

住宅ローンの相談

不動産を購入する際には、住宅ローンを組むことが一般的です。住宅ローンにより顧客の購入予算を最大化することで、より幅広い物件を提案できるようになります。住宅ローンの相談を提供することは、顧客が適切な住宅ローンを選ぶサポートになります。また、不動産会社は金融機関から紹介料を受け取ることができ、新たな収益源となります。

引越しの取り次ぎ

引越しは、お客様が住まいを購入・売却または賃貸した後、必ず発生するイベントです。ユーザーが引越し業者を選ぶ決め手は“安さ”であることが多いため、複数の引越し業者と提携し、「引越し業者からお見積りの連絡が入りますので、一番対応や価格が良いところに決めて下さい」等、お客様の引越しの手助けになるような伝え方をすることで、スムーズなご案内が可能です。

保険の紹介

不動産取引を行う際には、様々なリスクが伴います。火災や地震、盗難などのリスクから物件を守るために、保険の加入が必要となります。火災保険、地震保険、賃貸の場合は家財保険など、不動産に関連する保険は数多く存在します。不動産会社が保険業者を紹介し、適切な保険商品を提案することで、顧客のリスク管理をサポートすることが可能となります。

リフォーム・リノベーションの提案

新築住宅の着工件数の減少や、競争の激化により、中古住宅の需要が膨らんでいます。中古物件購入時のリフォームやリノベーションは、新たな価値を創造し、快適な生活空間を実現する手段です。顧客のライフスタイルに合わせたリフォーム・リノベーションを提案することで、顧客の満足度を高めるとともに、更なる収入を得ることができます。

上記で紹介したもの以外にも、多様な付帯サービスが存在します。これらを適切に取り入れることは、不動産ビジネスの収益を増大させるだけでなく、顧客満足度の向上や差別化の実現にもつながります。

ぜひ、この機会に付帯ビジネスの導入を検討してみてください。

 

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